まずは加藤先生がつくられた理学操体をご紹介する前に操体法をご存じない先生もいらっしゃると
思いますので少しここでご紹介させて頂きます。
操体法は医師の橋本敬三先生が伝統的に行われていた様々な治療法を組み合わせ、
手技療法として確立させたものが始まりです。
操体法は体のつっぱりや痛み、違和感を感じない方向にゆっくりと動かし、そこから力を抜くというものが
主な方法ですが、操体法自体が様々な伝統的手技療法を編集されて出来てきたものであり、
今も受け継がれている手技療法家の先生によってやり方などは多種多様になっています。
仙台では橋本敬三先生の代診を務められていた今昭宏先生が現在、仙台操体医学院などで指導され
ながらさらに操体法の普及や手技療法の発展に力を入れられています。
加藤先生はその今先生のもとで操体法の原理、原則を学び、そこから自分自身の理学的思考と
さらには臨床でそれを検証しながら、確実に臨床で効果を上げれるものに昇華させたのが、
今回ご紹介させて頂きます理学操体なのです。

今回の理学操体セミナーDVDでは、加藤先生が「操体法」についてわかりやすく説明されています。
とくに施術前の検査法などはどんなテクニックを使っていても使える検査法であり、それを指標にして
施術を行っていくことができます。
世の中にはたくさんの施術法やテクニックがありますが、それと同じようにたくさんの検査法が存在します。
施術法やテクニックの引き出しを多くしておくことは当然重要なのですが、実は検査法の引き出しも多くして
おくことも重要なのです。
操体法由来の検査法はとてもわかりやすく、そして反応がでやすい検査法ですので、誤解を恐れずに言えば
微妙な体のズレやバランスを確かめるときは、他の検査法や整形外科的検査法よりも実際に臨床で使えること
が多くなります。
いわば手技療法家の為の臨床的検査法というわけです。
理学操体の施術テクニックは当然臨床で使いやすく効果が出せますが、今回のセミナーで収録されている
検査法も先生の施術院ではすぐに使えるものばかりです。
さらにはその検査法は操体法という伝統的な手技療法の世界でとてつもなく磨かれてきたものですし、
なおかつそれを加藤先生が細かく臨床で使いやすいようにチューニングして説明してくれるわけですから
臨床で使えないわけがないのです。

操体法の「感覚」、そして加藤先生の「理学的思考と実践」をミックスさせた理学操体は手技療法家が
納得できる臨床効果を出せます。
操体法は元来、力を使って行う手技療法ではなく、基本的には患者さんに動いてもらいながら心地よい方向に
体を動かしていく方法です。
ですから力を使わない分、手技療法家が余裕をもって施術することができて、さらには患者さんを
痛めることがない方法なのです。
さらにこの操体法の原理・原則を合理的にさらに圧倒的に効果を出しやすくしたものが理学操体であり、
その施術方法は短時間ですぐに結果が出せるものばかりです。
いわば操体法という手技療法のハードがあれば、理学操体は力を使わずに短時間で効果を出す
「ソフトウエア」のような役割をしているというわけです。
今まで操体法自体が手技療法としてとても範囲が広く感覚を重要視してきたものですから、それがかえって
誤解を生み間違った理解をされてきた部分もあるのですが、理学操体ではその部分にもきっちり答えを用意し、
そして今後の操体法さえも発展させるようなものに加藤先生は昇華させました。
今まで操体法を学んだけどいまいち理解できなかった先生、操体法を勉強したいと思っていた先生、
さらには操体法を臨床で使っている先生全てに今回の理学操体は受け入れやすい、そして学びやすい
内容になっています。
今回の理学操体セミナーでは、加藤先生ご自身が4ヶ月で1000人弱の患者さんに対して集中的に
座って施術するということに拘り続けて出した結果も織り交ぜながら、座位で簡単に腰痛を改善させる
方法を公開します。
座るポジションは仰臥位、腹臥位というように寝かせるポジションと違って、
施術の導入段階、そして施術した後の最後の段階で使うポジションなのですが、
実はこの座位のポジションは患者さんの痛みを改善させる方法がたくさんあります。
先生はぎっくり腰の患者さんを仰臥位や腹臥位に寝かせてしまった後に、
ベットからなかなか起き上がれなくなってしまって苦労したご経験はないでしょうか?
しっかり腰部を施術して完璧だと思ったのに起き上がる時に患者さんが激痛を起こし、
患者さんと施術家の間には不穏な空気が流れるわけです。(これは私も実際に何回も経験しています)
こういった場合は座位で腰部を施術する方法をたくさん知っておくことが重要だと思うんです。
さらに座位でのテクニックはさきほどからもお話ししているとおり、施術の前段階で患者さんの痛みを一瞬
で改善させてしまえますし、良い状態を維持して帰宅してもらえることもできます。
おまけに座位のポジションは患者さん自身が痛みのチェックをすぐさま行えるので、ビフォーアフターを
確かめやすいことから短時間施術としては最高の体位なのです。
今回は加藤先生の施術院での生の施術風景の動画をセミナー中に観て頂きます。
もちろん「生」ということですから実際に加藤先生がモデルさんなどではなく実際の患者さんを
施術しているものです。
この生の施術風景をセミナー中に観ながら加藤先生がその場で解説し、そして臨床で行ったテクニックを
セミナーでデモンストレーションして公開します。
これほど説得力がありリアリティーがあるセミナーはいまだかつてなかったと思います。
生の臨床映像ではことごとく加藤先生が短時間でIポジション、三軸操体などのテクニックを使って
結果を出し続けます。
先生は患者さんの驚く声や顔を加藤先生と同じ立場で何度も観ることができるんです。
さらには今回のテーマである腰痛以外に、首の痛み、肩の痛み、肘の痛み、膝の痛みといったあらゆる
症状の臨床動画です。(臨床動画ですから患者さんは加藤先生にいろいろ訴えるのは当然ですよね)
つまり先生はこの生の臨床施術動画を観ることにより、以下のことが確実にわかってしまいます。
などなど、見方によってはこの生の臨床動画からたくさんのことを先生は受け取ることができるんです。
さらにはこの臨床動画を加藤先生が解説してくれるわけですから、これ以上親切に教えることが
できないというぐらいに限界ぎりぎりで公開しています。
先生が臨床動画を目にすることができるということは、頭で鮮明にイメージすることができるということです。
つまり短時間施術や力の使わない施術、そして瞬間で痛みをとる施術をイメージ化することにより、
先生方もすぐに先生の施術院でそのテクニックを使って患者さんをびっくりさせ、笑顔になってもらうことが
できるということです。
今までどうしても自分の施術法から殻を破れなかったという先生には目から鱗の映像ばかりのはずです。
では、ここでもう一つ加藤先生の臨床動画を観て頂きたいと思います。
※実技の部分はカットはしていますが、患者さんの驚く様子がわかると思います。
本編DVDでは全て観て頂けます。
いかがでしょうか・・・。
以上のような臨床動画をセミナー中に17本も放映します。
上記の動画はテクニックの部分をカットしていますが、本編DVDでは全て放映していますし、
施術中の患者さんのコメントや加藤先生がどのように患者さんを指導しているのかも画面上で
観て頂くこともできます。

池上六郎先生が提唱した三軸修正法の原理、原則を操体法の伝承者のお一人である今先生が
快適感覚を取り入れた操体法とドッキングさせてテクニック化したのが三軸操体です。
この三軸操体も加藤先生ご自身の施術院で結果を出している臨床動画をセミナー中に公開しました。
もちろん1つだけではありません。
女性、男性問わず年齢もバラバラで症状もあちこちにあるにも関わらず、三軸操体で瞬時に痛みを
改善させている臨床動画をいくつも公開しました。
もちろん、今回のセミナーDVDでは実際に三軸操体の方法や使い方、臨床での導入の仕方や細かなコツ
などもデモンストレーションして披露しました。
わかりにくい部分などを徹底的にわかりやすくするために加藤先生が工夫をして三軸操体を公開していますので
すぐに先生の臨床で使って頂けると思います。

今回の理学操体セミナーは実は2回目の開催なのですが、ほぼ半数以上の先生方が再受講です。
そしてその受講された先生方が口を揃えて言うのが、
「Iポジションを教えられてから施術院で使ったのですが、ものすごく使えます・・・」というものです。
検査法が簡単な上にテクニックもすぐに導入できて、それでいて結果がどんどんでてしまうわけですから
使わない手はないのです。
実際に臨床ではどのように使うかのというと、患者さんの腰痛の度合いや違和感、さらには横座りなどの
バランスをチェックした後に、そのまま座位の状態でIポジションの施術をすると、いきなり来院した状態から
変化して痛みや違和感が改善します。
もちろん、それだけでなくIポジションには組み合わせや変法がたくさんあって、それを組み合わせることに
よりさらにあらゆる患者さんに適応させることができます。
施術の導入がシンプルにできて、さらに結果がバシバシでるにも関わらず力を使わず、
短時間でさらにいえば飽きがこないテクニックでもあります。、
今回の理学操体セミナーDVDでは、この「Iポジション」の施術で受講した先生の体をみるみる変化させて
しまうシーンも収録しています。
そして当然ですが、このIポジションを使って加藤先生ご自身の施術院でガンガン結果を出している
生の臨床動画映像も観て頂きます。これを観てしまうと先生の施術院で使わない手はないと思うことでしょう。
DVDを観た後に見よう見まねでも一度施術で使ってみて下さい。
おそらくですが患者さんの不思議な顔と同時に先生も結果に驚いて、もう一度DVDを見返すことになると
思います。
施術の上策とは何だと思われますか?
私が考える施術の上策とは、痛い部分を触らずに、そして力もそれほど使わずに、
短時間で瞬間に痛い部分を改善させることであると思います。
私自身もそうですが、施術家はこの施術の上策をしたいがために勉強し、そしてそれが臨床で
いつもできるようになりたいと思っています。
しかしながら、どうしても力を使った施術で長く患者さんにアプローチしてしまったり、
痛い部分を何回も触ってしまいます。
では一部の先生にしか短時間で力を使わない、そして痛みを瞬間にとるような施術はできないのか?
「いえ!!絶対にそんなことはありません」
実はこの短時間で力を使わない施術方法というものはそれなりの条件が必要になってくると思うのです。
その条件の一つとして実際に力を使わずに短時間で痛みをとっている「実際の臨床」を観るということが
必要ではないかと思うんです。
人というものは実際に観たものはイメージしやすく、そしてイメージしたものになれたり、できたりします。
今回の理学操体セミナーDVDでは加藤先生の施術院の実際の映像が盛りだくさんで含まれているので、
その施術の上策の部分をたくさん観ることができます。
つまり、これを観ることにより、「短時間で力を使わない施術はどのようにしているのか?」
ということがイメージしやすくなります。
さらにその臨床の映像を一緒にみながら加藤先生がその映像を事細かく解説してくれます。
つまり映像を観ながらイメージをすることもできて、さらにはその解説までついてくるのですから
マネができないわけがないのです。
臨床現場の実際の施術風景を公開、解説までして、さらにその臨床で使用した施術方法をセミナーで
デモンストレーションして公開してくれるわけですから完全に全てをさらけ出すということです。
いまだかつてここまで完全に何もかもさらけ出して技術を公開した先生はいないと思います。
まさしく理学操体セミナーは完全公開のDVDとなっています。
今回の理学操体セミナーDVDはこれからの施術家にとってとても重要なコンセプトを持っています。
現在、業界はたくさんの施術家があふれ患者さんからみれば何が良くて、何が悪いのかがわからない状態と
いえます。
そして施術家自身も自分自身がどういうものを患者さんに提供していくのかということを決めていかなくては
いけない時代となりました。
施術時間というものは患者さんによっても変化しますし、さらにいえば施術の考え方によっても変化するのは
当然です。
そして患者さん自身も短時間が良いか長時間の施術がいいのかどうかは好みによりますので、
「一概に何がいいか?」というものはないと思います。
今回の理学操体は一瞬で体を改善させてしまって患者さんをびっくりさせてしまうものばかりです。
そしてそれは力もほとんど使わないために施術家は全く疲れません。
ですから言えることはこの理学操体を観れば先生は短時間施術はどういったものか、
そして一瞬で痛みをとるのはどんな技術なのか?そして力をほとんど使わない施術はどんなものかの
全貌がすべてわかるということなのです。
まさしく理学操体は「短時間施術」「力を使わない」「瞬間で痛みをとる」テクニックの詳細なマニュアル
と言えるでしょう。

では、今からさらに理学操体セミナーDVDに収録されている内容を一部ですが詳細にお伝えしたいと
思います。
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